阿波藍 発酵建て藍染皮革 Kinuya Indigo
阿波藍の美しく調和のとれた天然の色は、「JAPAN BLUE」と称えられています。
江戸中期から今日に至るまで、阿波徳島は藍の生産を担っています。5世紀に日本に入ってきた藍染めは、江戸時代から阿波藩(徳島県)で生産されるようになり、日本中の藍染めをする染色工房「紺屋(こうや)」に送る藍の原料「スクモ」をつくるようになりました。その流れが今日に至るまで続き、藍のことを「阿波藍」と呼び、徳島は「藍の源流」として日本の藍の生産を担っています。
「Kinuya Indigo」は革の質感と天然染色が調和し、美しい自然の色が生まれています。
循環する藍 フィロソフィーロゴ
大地が太陽や雨の恵みをうけ、吉野川に流れ込む、
真ん中にうねっている吉野川
その周辺には藍が育ち成長し藍の色素が生まれる。
それは同時に地球の形を表し、エコロジーとしての循環する地球の自然から生まれた青色色素
藍染の流れ
藍種
3月の大安の日を選んで藍の種は苗床に撒かれます
藍畑:成長した藍葉は7月と8月の2回、刈り取りを行います
刈り取った葉は、裁断機にかけられ藍葉と茎に選別された後に天日で充分に乾燥し(藍粉成し)保存します
秋、保存しておいた藍葉を「寝床」に入れ、藍葉に水を打ち混ぜる(切り返し)を2月中旬まで何度も繰り返します
藍師によってゆっくりと発酵させたものを藍染め染料「スクモ」と呼びます
仕上がった阿波藍は、藍師の屋号の印を押した「かます」と呼ばれる専用の袋に入れられ、日本全国に出荷されます
阿波藍は藍がめに入れられ、小麦や木灰の灰汁を加え発酵させてから染められます
染める前と染めた後の本革
藍作~種植えから刈り取りまで~
ポットの土にくぼみをつけ、種を入れていく
藍の種
育苗
藍の苗
定植
大きくなってね